今回は、3大栄養素の一つたんぱく質と20種類のアミノ酸です。
たんぱく質の働き
たんぱく質は、筋肉、骨、皮膚、髪、血液、内臓、など主要な部分の材料になります。
また、病気などに対する免疫抗体の原料になったり、酵素やホルモンなど人間にとって大変重要な成分の一つです。
たんぱく質は、20種類のアミノ酸から構成されています。
20種類のアミノ酸のうち、体内で必要量を合成することができない9種類を必須アミノ酸と呼び、食事から摂取する必要があります。
・必須アミノ酸
バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、スレオニン、ヒスチジン、トリプトファン、フェニルアラニン、メチオニン
・非必須アミノ酸
グリシン、アラニン、セリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、システイン、
チロシン、プロリン
そもそも私たちの体は、60%が水分、20%がたんぱく質、15%が脂肪、5%が糖質その他でできており
水分を除けば、約2割を占めいかに重要かが分かります。
たんぱく質の摂取
欧米化が進み朝はパンを食べる人も多いと思いますが。
パンの原材料になる小麦には11%ほどのたんぱく質が含まれていますが、必須アミノ酸である、リジン、スレオニン、メチオニンがあまり含まれておりません。
そこで、肉や乳製品などを食べることによって補わなくてはなりません。
よって、パンと一緒にハムやベーコンといった肉類、バターや牛乳などの乳製品を摂りたいところです。
一方のご飯を食べる人には、豆腐や納豆などの豆類を摂ると良いです。
米にはメチオニンがたくさん含まれております。
しかし、米はややリジンが不足気味でそれを補うためリジンが多く含まれる豆類必要になってきます。
まとめ
たんぱく質は、体の2割を占め筋肉、骨、皮膚などの重要な材料です。
20種類のアミノ酸をご紹介してきましたが、その中の9種類が必須アミノ酸と呼ばれ食事からでしか摂取できない事。
食事の面では、必然的に摂っている品々というところでしょう。
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