ネギの栄養成分と種類

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今回は、ネギの栄養成分と種類です。

 

ネギは古くから食べられており地域によって様々です。

ネギは面白いことに、関東・関西で好みが分かれます。

関東では、ネギの白い部分が好まれ、関西では、緑色部分のやわらかい葉が好まれる傾向にあります。

 

ネギの成分

客人
ネギって鼻にツンとくる香りが特徴だよね。
シェフ
そのツンとした香りが苦手な人もいるんだよ。
客人
ネギは香りだけでなく食感が苦手という人もいるくらいだから。

ところでネギの香り成分とやらは?

シェフ
これから説明するね。

ネギには、独特の香りを持つアリシンが含まれております。

アリシンの働きとは

アリシンは糖質の代謝を助けるビタミンB₁の吸収を高め、その効果を持続させる働きがあります。

このビタミンB₁が不足すると、糖代謝に支障をきたし乳酸などの疲労物質が身体に溜まりやすくなります。

そして、新陳代謝がよくなり血行促進して体を温める効果や疲労回復といった効果が期待できます。

この体を温める効果により、風邪予防・冷え症対策に繋がります。

また、アリシンはにんにくにも含まれている事が有名で、別名硫化アリルとも呼ばれます。

 

ネギの白い部分と緑色の部分には

ネギの白い部分には、ネギオールといった抗菌・解熱・発汗作用のある成分が含まれると言われております。

昔から、風邪をひきはじめるとネギを食べなさいというのはこれらのことからだとされています。

ネギの緑色の部分には、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンCが多く含まれております。

それに、骨を丈夫にするカルシウムや血圧降下が期待できるカリウムも豊富。

 

使い用途

消化液の分泌を促す働きもあることから、薬味やみそ汁の具に使うと良いでしょう。

そして、ネギには消臭効果もある為、魚や肉などのスープやだしをとるときに最適です。

 

ネギの種類

・根深ネギ

白い部分が多くズッシリと重みのあるのが特徴。

関東に特に出回っているのがコレ。

・下仁田ネギ

やわらかく煮ると独特のある甘みがでるのですき焼きなどの鍋物に。

群馬県の特産品。

・九条太ネギ

旬になるとぬめりを増すのが特徴で主に薬味に。

京都の特産品

・赤ネギ

外側の皮が赤紫色が特徴で剥くと白い。

やわらかく辛みが少ないため鍋物や焼きネギに。

・千寿ネギ

普通のネギよりも緑色の部分が多く、太くてしっかりとしているのが特徴。

焼きネギに。

・万能ネギ

九条太ネギを若どりしたもので枝分かれが多いのが特徴。

主に薬味に。

・糸ネギ

あさつきとも呼ばれ辛みがあまりないものの香りが強いのが特徴。

主に薬味に。

 

まとめ 

ネギの香りのもとになるアリシンは、体を温める効果があり風邪予防に。

また、疲労回復にも効果あり。

種類も様々で、鍋物・焼きネギ・薬味にと。

みそ汁の具に使ったり、だしをとるときなどの消臭効果に。

 

 

 

 

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