今回は、にんじんの栄養素と賞味期限です。
にんじんの栄養素と種類
皆さんの中には、にんじんが苦手であまり食べない人もいるかと思います。
特にお子さんなんかは、にんじんなんて大嫌いだよ~という声を聞こえてきそうな?
そんなにんじんには、大切な栄養素が含まれております。
にんじんといっても様々ありご存知ないかと思いますが、にんじんには大きく分けて西洋種と東洋種の2つに分けられます。
私達がいつも口にしているにんじんの多くは、西洋種の五寸にんじんです。
特徴は、鮮やかなオレンジ色したにんじんで形は太くゴツイ感じをしています。
栄養的には抗酸化作用のあるカロテンが多く含まれます。
活性酵素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言い
活性酵素から体を守ることを抗酸化作用と言う。
この抗酸化作用の良いところは、血液中の悪玉コレステロール酸化され血管細胞に溜まるのを防ぎます。
カロテンによって活性酸素による酸化をストップさせ動脈硬化や老化防止へと役立ちます。
カロテンにはβカロテンやαカロテンなどがあり五寸にんじんにはβカロテンが非常に多く含まれております。
βカロテンとはカロテノイド色素の一種で脂溶性の色素です。
βカロテンは体内でビタミンAに変わって働きます。
ビタミンAには皮膚や粘膜の保護、免疫力の強化、視力の維持、がん予防など健康にとって重要な働きを持つ栄養素の一つです。
その他、にんじんにはカリウムや食物繊維も多く含まれております。
カリウムは余分なナトリウムの排出を促し血圧を下げる効果があります。
にんじん(100gあたり)に対してカリウムは約270mgも含まれております。
又、にんじんの葉もとても重要な栄養成分があります。
にんじんの葉にはビタミンKが多く、そしてビタミンC・カルシウムはなんと根の3~5倍も多く含まれています。
ビタミンKは血液の凝固を助け、骨を強くさせる働きを持ちます。
葉つきのにんじんが手に入ったら捨てずにサラダや炒め物などにして有効活用しましょう。
にんじんの賞味期限は?というと。
にんじんは思ったより賞味期限が長い野菜で夏でも1~2週間、冬場であれば常温で1カ月近く保存できます。
新聞紙に包んで夏場であればヘタを上にし冷蔵庫の野菜室へ。
冬場は、同様に新聞紙に包んで常温で保管するだけです。
まとめ
にんじんには、βカロテンやカリウムと言った栄養素が多く含まれています。
又、根だけでなく葉にも栄養素があり
葉にはビタミンK・ビタミンC・そしてカルシウムが多く含まれておりますので捨てずにいただきましょう。
賞味期限は他の野菜に比べ長持ちといった感じでしょう。
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