今回は、ポリフェノールと乳酸菌とは?です。
ポリフェノールとは?
ポリフェノールは、植物由来の抗酸化物質でほとんどの植物に存在する苦みや色素の成分です。
例えば、ポリフェノールにはどんな種類があるの?
・カテキン
緑茶の苦みの成分と知られ細胞膜を酸化による害から守り、抗がん作用に期待できる。
カテキンには、食事中のコレステロールの吸収を抑え排出を促す働きがある為、動脈硬化の予防に役立ちます。
緑茶、煎茶、紅茶など
・タンニン
柿や栗などの渋み成分。
赤ワインにも含まれ、柿については止血作用がありのぼせに効く、二日酔いになりにくい効果などがあります。
また、殺菌効果がある他、便を固くするさようがあるため下痢止めに効果的だと言われております。
柿、栗、赤ワイン、緑茶など
・イソフラボン
主に大豆に豊富。
女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをすると言われ
肩こり・冷え症などの更年期障害や骨粗しょう症の予防に期待できます。
最近では、大豆イソフラボンが乳がん・子宮がん・卵巣がんの発生率に大きな関係があると考えられております。
大豆、大豆製品など
・アントシアニン
赤や青紫いろの色素。
ブルーベリーなどに多く含まれるアントシアニンには、ロドプシンの再合成を助け眼
眼精疲労を回復し、目の機能を高める効果が期待できるとされています。
ブルーベリー、ビルベリー、カシスなど
・セサミン
ゴマに多く含まれれる抗酸化物質、リグナンの一つ。
強い抗酸化作用で老化を防いだり、悪玉コレステロールを低下させ動脈硬化の予防に。
白ごま、黒ごま、金ごまなど
乳酸菌とは?
乳酸菌は、代謝により乳酸を産生する細菌類の総称。
乳酸菌にはどんな種類があるの?
・ビフィズス菌
ビフィズス菌は、主に人間や動物の腸内に存在する代表的な善玉菌。
腸内で病原菌の繁殖を抑えたり、腸内細菌のバランスを整える。
免疫力を高め、病原菌に対する抵抗力も高める。
ヨーグルト、乳酸菌飲料など
・ガセリ菌
小腸に存在する乳酸菌の一種。
人間の腸内に多く存在する善玉菌で、生きたまま長く腸にとどまりやすく
悪玉菌が増えるのを抑え、腸内環境を整える働きがある。
チーズ、ヨーグルト、乳酸菌飲料など
・ブルガリア菌
主にヨーグルトなどに含まれる乳酸菌。
ブルガリア菌は、腸内には住みつくことができない乳酸菌ですが
ビフィズス菌などの有用菌を増やす効果が期待できる。
ヨーグルト、乳酸菌飲料など
まとめ
・ポリフェノールは、植物の色素や皮、皮の近い部分に多く含まれ
皮ごと食べるか、薄く皮を剥いて食べると良い。
強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を抑え老化防止に。
・乳酸菌は、乳酸発酵を起こす菌の総称。
腸内の善玉菌を増やす効果が期待できる。
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