今回は、懐かしい、さつまいもの思い出です。
今日もよろしくお願いします。
よろしくです。
急になんだよ。
変な事言うなよな。
念のために聞いてみただけさ。
さつまいもってどうやって食べてる?
一般的な焼き芋かな。
焼き芋だよね!
甘くて美味しいよね。
そんな、さつまいもの思い出についてお話したいと思います。
遡る事、中学生時代に授業の一環としてさつまいもを植えることになりました。
さつまいもと言えば母親からこのような事幾度となく聞かされました。
それは、母親が女学生の頃今のように食べ物がいつでも手に入る時代ではなく、とにかくものがない時代でしたと。
もちろん食料も例外ではありません。
母親が学生の頃に食べていたものを思い浮かべると、さつまいもだそうです。
よく肥料も何もない固い校庭にさつまいもを植えて食料のたしにしておりました。
固い校庭ではろくに耕すこともできずにいましたので、よく育つはずもありません。
いつも収穫時期になるとヒョロヒョロとした小指程度のさつまいもだらけでした。
そんなさつまいもは美味しくでもないと母親は嘆いておりました。
ましては、その小指程度のさつまいもは汁物と一緒にだされるのです。
私は、想像しただけでもそれは美味しくないとただ頷くのです。
そういう母親の苦い思い出を聴いて、私も初めてのさつまいも植えに望です。
5月中旬頃に苗を植え付け10月頃に収穫です。
母親のように肥料も何もない状態と比べ、私の場合はちゃんとしたところで植えることができたのでそれなりには育つだろうと思っておりました。
収穫時期10月を迎えいざ掘り出すのです。
何と身の大きいさつまいもゴロゴロと出てくるではありませんか!
早速、自分達で育てた獲れたてのさつまいもを校庭で焼くのです。
自分の家ではなく学校の校庭で焼くことにワクワクと心躍るのです。
何よりも自分で育てたさつまいもなのでより一層美味しく感じた事を覚えています。
母親には申し訳なくも、そのさつまいもを食べるのでした。
そのまま学校で食べることに興奮させられたよ。
そして、火を扱うことに!
何だか燃えるんだよね。
キャンプファイヤーなんかは、心躍るものね。
火を見ると何故か闘争心が湧くんだよね!
母親には申し訳ないけど
私にとってはいい思い出になりました。
それではこの辺で、また。
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