今回は、生まれて初めて手にしたお金です。
私が、生まれて初めて手にした時の事と使い道についてお話したいと存じます。
そう、かれこれ何十年も前のお話です。
保育園を卒園し小学生へと入学する年頃でした。
小学校では、まだ土曜日がお休みではなく登校日でした。
午前中の授業を終え全学校生徒は帰宅するのです。
当然、土曜日は給食は出ません。
だから皆、お昼ご飯を食べに家へ帰るのでした。
例外なく私も家へ帰るのです。
その当時は、父親が働きに出て母親は家を守る専業主婦が当たり前でした。
しかし、わたしの家は違っていました。
母親は、今後の子供の蓄えの為に家事・育児をしながら働きに出るのです。
当然のように土曜日も働きに行くのでした。
土曜日は、母親がいないので兄弟が面倒を見てくれ
母親は、お昼代としてそれぞれに50円づつ手渡していくのです。
その50円が生まれて初めて手にしたお金でした。
当時は、小学生1年生の出来事です。
50円玉を握りしめ兄弟につられて近所の商店街へ出かけるのでした。
兄が、おもむろにインスタントラーメン(袋)一つを手にしレジへ並ぶ光景を見て
私も同じもの手に取り、付き添ってもらいながら会計を済ますのです。
確か~
サッポロ一番のインスタントラーメンだったと記憶に残る。
ばら売りで、1袋25円だった気がする。
味は塩味だったと印象に残っている。
早速家に帰り作り始めるのでした。
火を使うので危ないから兄と一緒に沸騰した鍋に
私の分のインスタントラーメンも入れるのです。
ラーメンが出来上がる寸前に卵を落とすのが、とても印象に残っています。
出来上がると兄弟皆でいただくのですが
今思えば、その出来事が兄弟愛なんじゃないかな~と感じるのでした。
残りの25円はどうしたかって!
5円を貯金箱に入れ後の20円は、お菓子やおもちゃ代に使うのでした。
お菓子は、駄菓子屋さんで今も愛されるうまい棒などを買っていましたね。
おもちゃは、メンコやスーパーカー消しゴムなどの見かけなくなったものばかりです。
まとめ
初めて手にしたお金は、小学生1年生の時。
金額は50円!
現代の暮らしでは少ないっと思われますが、初めてお金を手にした時は
小さい手ながらも50円玉がずっしりと重く感じました。
余談ではございますが、その50円の使い道について少し触れさせて頂きました。
ご了承ください。
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