今回は、姉が他界してです。
姉が亡くなったのは、6年前の話です。
真夜中の3時頃だったでしょうか次女から電話があり、姉が危篤状態なのですぐに行ってくれる!
との連絡でした。
私は、東京にいてその日の朝一番で姉のいる福岡へと向かいました。
福岡へ着くと姉の旦那さんとその子供が待っていました。
姉の状態はどうなのですか?
と尋ねると暗い顔つきで旦那さんが意識不明の重体ですと言いました。
私は、ただ茫然とするあまり旦那さんに励ます言葉すら浮かびませんでした。
そのまま姉のいる総合病院へと向かい久しぶりの対面となるのです。
姉は、色々な機械に取り付けられピクリとも動かず、人工呼吸器の音だけが響く静かなものでした。
旦那さんいわく昨日の夜に急に胸が苦しいと姉が言ったそうです。
その後、意識を失ったのですが人工マッサージをしても意識は戻らず病院へと担ぎ込まれたそうです。
医師によると何らかの原因で肺に水が溜まり呼吸ができなくなって意識不明に陥ったのでしょうと。
つまり、原因は何だったのかはっきりしません。
姉は意識が戻ることなく、このまま人工呼吸器で生きながらえるか外して自然に息をひきとるかと旦那さんに選択を委ねられました。
旦那さんは、やむなく後者を選び自然死という形で息をひきとるのを見届けました。
私もそうですが、旦那さんはもっと悲しい思いをしたでしょう。
そして、まだ中学生だったお子さんの気持ちを思うと本当に悲しい出来事で、現実として受け止められませんでした。
今も、どこかで生きているのではないかと思ってしまいます。
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